見出し画像

UR公式note「まちと人を紡ぐ、ものがたり」、始めます!

みなさん、はじめまして。UR都市機構 広報課です。
URではこれまで、あまり広報が直接何かを話したり、情報を発信したりすることはなかったのですが、みなさんにお伝えしたいことがあり、このような文章を書くことにしました。以下、少々長いかもしれませんがお付き合いいただけますとうれしいです。

UR、noteはじめます

このたび、UR都市機構は公式note「まちと人を紡ぐ、ものがたり」をはじめます!

UR都市機構というと、「URであーる。」を思い浮かべる人が多いかもしれません(おかげさまで多くの方に親しみをもって接していただき、大変ありがたい限りです)。確かにUR賃貸住宅(昔は公団住宅、って言っていました)のご提供と管理というのは、私たちにとって、とても大事なおしごとの一つです。

わたしたちはどんな組織なのか

UR賃貸住宅のはじまりは、戦後、日本全体が住宅供給不足に陥ったときに、それを解消するために日本住宅公団が設立され、その公団により建てられたものです(なので公団住宅と言ったのです)。いわば、当時の社会課題を解決するために、はじめられたものだったのです。

公団第1号の金岡団地。中央に大きな給水塔とスターハウスが見える
多摩ニュータウン開発当初の頃。一斉に引っ越しをしている様子

現在も、地域の少子高齢化への対応やコミュニティ形成への貢献、さまざまな世代に対応した環境の整備など、ハード・ソフト両面から社会課題の解決に取り組んでいます。

ですが、URの事業はこれだけではありません。
渋谷や大手町の再開発、地方都市の中心市街地の活性化のお手伝い、災害に強いまちにするためのお手伝いをはじめとした「都市再生」、東日本大震災からの復興を目指すまちづくりのお手伝いなどを行う「災害復興」、また近年では海外進出を目指す日本企業のお手伝いなども行っています。

連鎖型都市再生プロジェクトで生まれ変わった大手町
岩手県陸前高田市の復興支援では、巨大なベルトコンベアで土を運び造成

社会課題を、超えていく。

2022年、私たちUR広報では広報メッセージとして「社会課題を、超えていく。」というものを掲げました。これは、日本住宅公団の設立から今に至るまで、私たちが行うおしごとは、すべて社会課題の解決を目指して行っている、という考え方に基づくものです。先ほどご紹介した「都市再生」も「災害復興」も、その時々に生まれた社会課題を解決していくためにURが取り組むべきこととして行っているものになります。

3分ほどの動画ですが、こちらをご覧いただくとその一端は感じていただけるかもしれません

なぜnoteをはじめるのか

岡山県津山市では、中心市街地の活性化に向けて、社会実験を実施

UR広報では、賃貸住宅以外でもURが行っていることをみなさんに積極的に情報発信していきたいと思っています。URが、都市の再生や災害復興の支援を行っていることは、まだまだ世の中に広くは知られていないのではないかと思います。

そこで、今回、このようなnoteを立ち上げ、みなさんに直接URからのメッセージや思いを発信できる場を作ることにしました。

どんなことを発信するのか

このnoteでは、URが行っていることの紹介はもちろんのこと、それだけではなく、まちづくりに携わる組織として、「まち」を一つの共通項としてみなさまにとっての「へえ!」「ふーん」といった新たな気づきや発見も提供できればと、思っています(ちょっとおこがましいかもしれませんが)。
ですので、インタビューなどの記事も、必ずしもURの職員だけではなく、まちづくりに関わる様々な人々を紹介できればよいなと思っていますし、URが関わったまちの紹介にとどまらず、「まちっておもしろい!」と感じてもらえるような視点からの記事も執筆していきたいと思っています。

おわりに

ときにはUR広報が自ら筆を執ることもあれば、このnoteに協力していただける様々な方々にも記事の執筆や動画を作成していただく予定です。それほど多くの頻度で更新することはできないかもしれませんが、まずは月イチペースを目標に、コツコツと情報を発信していきたいと思っています。

この公式noteからの発信が長く続くように、ぜひ温かな目で見守っていただけますと幸いです。

2023年2月