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新橋西エリアで生まれる、フードテックイノベーション:(第10回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
虎ノ門と新橋の中間に位置する「新橋西エリア」は、オフィスワーカーが往来する地域。再開発の進む虎ノ門エリアとは対照的に、中小規模のビル群が並ぶ落ち着いた雰囲気が特徴です。 そんな新橋西エリアでは現在、“食”を通じたまちづくりが進められています。2023年に新施設「Sustainable Food Museum(以下、SFM)」が開設され、サステナブルなフードテックを展開するスタートアップ企業の、新たなアイデアやサービスを紹介する「まちなかショーケース」として機能しています。施
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自分たちの欲しいものは自分たちの手で―団地商店街から広がるまちづくり:(第9回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
埼玉県の中央部に位置し、東京都心からは電車で約1時間程度のところにある埼玉県北本市。北本市は、都心へのアクセスが良好でありながら、ホタルが生息する北本自然観察公園があったり、国の史跡化を目指している縄文時代のデーノタメ遺跡があったり、雑木林が保存されていたりと、緑あふれる自然環境の豊かさが魅力です。 MUJI×URで全国初となる店舗付き住宅を展開 そのデーノタメ遺跡の近くに、2,089戸からなる大きな団地「北本団地」があります。1971年に建てられた北本団地ですが、建築か
虎ノ門ヒルズ駅の拡張工事が完成。駅まち一体のまちづくりで生み出される、新たな賑わいとは?:(第7回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」が2020年に新たに開業し、注目を集める東京・虎ノ門エリア。国際競争力の強化を目指して開発が進んでおり、2014年の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」以来、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」などが続々と竣工。2023年7月15日には虎ノ門ヒルズ駅の拡張工事が完成し、グローバルビジネスの新たな拠点として機能することが期待されています。 2023年10月には虎ノ門ヒルズ駅に隣接する形で、「虎ノ門ヒルズ ステーショ
学生と福島被災地域がつながるスタディツアー「キモチ、あつまるプロジェクト」を実施:(第6回)「#Interviews 現地を訪れ、私たちが感じたこと 」
UR都市機構(以下UR)は、震災復興支援事業に取り組んでいます。東日本大震災の原子力発電所事故による避難指示が解除された福島県の浜通り地域では、住民の帰還に向けた復興まちづくり支援を進めてきました。浪江町、大熊町、双葉町と協定を結び、URがこれまでに培ってきたノウハウや技術力を活かすことで、復興の計画段階から新しい拠点の基盤整備、公的施設を建設する際の技術支援など、様々な復興まちづくり支援を行っています。 一方で、これらハード整備の支援だけでは、十分な復興まちづくりは達成
「URまちとくらしのミュージアム」が赤羽台にオープン:(第5回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
東京都北区赤羽にあった「赤羽台団地」をみなさんご存知でしょうか? 旧赤羽台団地は、わたしたちUR都市機構(以下UR)の前身である日本住宅公団によって昭和37年に建設された総戸数3,373戸からなる大規模団地でした。住棟の直交配置や「スターハウス」と呼ばれるポイント型住棟、そしてそこには多種類の間取りが導入されるなど、当時の先進的な技術がいくつも詰め込まれたことから、“名作団地”とも呼ばれてきた団地です。 旧赤羽台団地のうちスターハウス3棟と、昭和の象徴的な団地の形ともい