UR公式note
#街ものがたり
まちづくりには多くの人が携わり、そこには社会課題の解決に向けた思いや奮闘があります。本企画では、普段知られることの少ない「まちづくりの現場で繰り広げられている物語」をご紹介します。
福島の再生に、関わり続ける人を増やしていく。学生が被災地を訪れる「スタディツアー」の軌跡:(第2回)「#街ものがたり」
URでは福島浜通りにおける復興まちづくりの一環として、2024年8月に学生が原子力災害被災地域を訪れ、地域再生のあり方を考えるスタディツアー「キモチ、あつまるプロジェクト」を実施しました。本記事ではUR、学生、地域の方々の声とともに、ツアーの様子をお届けします。 ▼あわせて読みたい 一人でも多くの人に、浜通りに興味を持ち続けてもらうために 東日本大震災から13年。地震や津波に加え原子力災害の被害を受けた福島県浜通り地域には、今なお多くの課題が残されています。その一つが、
子どもだけでなく、親世代もつながれる居場所づくりへ「DANCHIつながるーむ ~夏休みは団地で楽しもう!〜」:(第12回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
UR都市機構(以下UR)では、UR団地にお住まいの方同士はもちろん、団地外にお住まいの方などさまざまな人同士のつながりが生まれることを願い、2023年の7月24日から8月10日までの期間、「DANCHIつながるーむ ~夏休みは団地で楽しもう!〜」(以下DANCHIつながるーむ)を開催しました。 夏休みの子どもの居場所をつくる 「DANCHIつながるーむ」は、株式会社URコミュニティや日本総合住生活株式会社、近隣の大学・企業のほか、地域で活動する団体などが協力して子どもたち
福島浜通りの復興を、学生が共に考える。「キモチ、あつまるプロジェクト」プレイベントを開催:(第11回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
UR都市機構(以下、UR)は2023年に続き、福島の復興を支援する「キモチ、あつまるプロジェクト」に取り組んでいます。2024年8月には、学生が原子力災害被災地域を訪れ、地域の人々と関わる「スタディツアー」を実施予定です。ツアーに先立って6月1日には、都内でプレイベントを開催(オンライン配信も実施)。学生たちが復興支援への理解を深める機会として、パネルトークや座談会を実施しました。 プロジェクトの担い手たちは、復興やまちづくりとどのように向き合っているのでしょうか。本記事で
新橋西エリアで生まれる、フードテックイノベーション:(第10回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
虎ノ門と新橋の中間に位置する「新橋西エリア」は、オフィスワーカーが往来する地域。再開発の進む虎ノ門エリアとは対照的に、中小規模のビル群が並ぶ落ち着いた雰囲気が特徴です。 そんな新橋西エリアでは現在、“食”を通じたまちづくりが進められています。2023年に新施設「Sustainable Food Museum(以下、SFM)」が開設され、サステナブルなフードテックを展開するスタートアップ企業の、新たなアイデアやサービスを紹介する「まちなかショーケース」として機能しています。施
自分たちの欲しいものは自分たちの手で―団地商店街から広がるまちづくり:(第9回)「#Interviews まちづくりってどんな人が携わる?」
埼玉県の中央部に位置し、東京都心からは電車で約1時間程度のところにある埼玉県北本市。北本市は、都心へのアクセスが良好でありながら、ホタルが生息する北本自然観察公園があったり、国の史跡化を目指している縄文時代のデーノタメ遺跡があったり、雑木林が保存されていたりと、緑あふれる自然環境の豊かさが魅力です。 MUJI×URで全国初となる店舗付き住宅を展開 そのデーノタメ遺跡の近くに、2,089戸からなる大きな団地「北本団地」があります。1971年に建てられた北本団地ですが、建築か